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睡眠不足が続くと高血圧になる?

現代は塩分過多のせいでしょうか、潜在的な患者も含めて高血圧に悩んでいる人が増えています。
血圧が上がる原因はさまざまですが、その内の一つに睡眠不足があります。

睡眠を軽視している人はいまだに多いようですが、睡眠は心身を健康に保つ上で必要不可欠な行為であり、睡眠をとらずして生命を維持することは出来ません。
近年の研究で睡眠不足が引き起こすさまざまな疾患があることが分かっています。

高血圧は生活習慣病の1つですが、アメリカのシカゴ大学の研究で、睡眠が足りていない中高年は高血圧になりやすいことが発表されました。
では何故睡眠不足が高血圧を引き起こすのか、それは自律神経が関係しているようです。

人間は夜になると次第に血圧が下がり、寝ている間は最も低くなると言われています。
これは就寝中、副交感神経が優位になるためで、血圧を下げることで血管や心臓を休めているのです。

一方で、交感神経が優位になると血圧が上がる仕組みになっています。
ですから起床後、交感神経が優位になるにつれて血圧は上昇し、日中を迎えます。

その後、夕方を過ぎて夜になるにつれて副交感神経が優位になり、血圧が下がって眠りにつくというわけです。
つまり夜中、寝るべき時間に起きていると、交感神経が優位な状態が長くつづき、高血圧のリスクを高めます。

なお、女性は男性に比べ、高血圧になりにくいと言われています。
これは女性ホルモンのエストロゲンに、血管を拡張させる作用があるためでですが、安心は禁物です。

というのも女性も40代、50代になるとエストロゲンの分泌が減少し、血管が柔軟性がなくなって、硬くなってくるためです。
そうすると例え女性であっても、高血圧になるリスクは高まるというわけです。

さて、睡眠障害の一種である睡眠時無呼吸症候群を聞いたことがあるでしょう。
睡眠中に呼吸が止まってしまうこの病気も高血圧のリスクを高めると言われています。

呼吸が止まるということは単純に考えて、血液中の酸素が減少するのであり、その結果夜中に何度も目が覚めてしまうため、血圧が上昇しやすくなります。
実は高血圧の人で、治療薬を飲んでいるのになかなか血圧が下がらないという人は、睡眠時無呼吸症候群を疑った方が良いかもしれません。
快眠を妨げる睡眠時無呼吸症候群の原因についてはこちらもご覧ください。

血圧が高い状態が続くと、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを高めると言われていますから、睡眠はしっかりとる必要があります。
睡眠不足が続くと、インスリンの働きも悪くなるため、塩分の排出も上手くできなくなりますから、血圧の上昇に拍車をかけます。

たまには仕事を早く切り上げて、早めに就寝してみてはいかがでしょうか。
安眠効果のある玉ねぎもお試しください。


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