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正常な血圧はどのくらい?

血圧が高い、低いと言いますが、そもそも正常な血圧の値がどれくらいであるか知っていますか。良く上の血圧、下の血圧と言いますが、これは血管が収縮している状態か、拡張しているかの違いになります。血管が収縮すれば当然血圧は上がりますから、上の血圧ということになり、血管が拡張した状態が下の血圧ということになります。一般的に正常な血圧の人は上が120から129mmHgの間で、下が80から84mmHgと言われています。一般的に上の血圧が140mmHgを超える、あるいは下の血圧が90mmHgを超えると高血圧と呼ばれますが、上と下どちらが正常な血圧の値を超えてはいけないということになります。昔は年代別に血圧の正常値が異なっていましたが、現在ではどの年代でも同じ値を正常値としています。ただ年代別の平均血圧値を見ると分かりますが、年齢を重ねる程、血圧は高くなる傾向にあります。ちなみに年代別に見ると、正常な血圧の範囲内である人の割合は年代が上になるほど低くなります。20代では男性も女性も8割以上が正常値であるのに対し、30代を超えると男性が6割程度に下がり、40代になると4割程度に下がります。つまり40代の男性の半分以上が高血圧であることを意味します。女性の場合も40代を超えると正常な血圧である人は全体の6割程度に下がり、50代を超えると4割程度になります。さらに男女ともに60代を超えると、正常な血圧である人は全体の3割程度、70代を超えると2割程度になります。年齢を重ねる程、血圧を正常に保つことが難しいことが分かります。しかしながら何も加齢が血圧を上げる原因になるわけではありません。日本の場合、食塩の摂取量が多いことが血圧の上昇と密接に関係しています。実際に年を取っても血圧がさほど上がらない人が多い国や地域もたくさんあります。これらの国や地域に共通するのは、食事による塩分の摂取量が比較的少ないという点にあります。またアルコールの摂取量や肥満の多い国や地域も比較的高血圧になる可能性が高いようです。高血圧が続くと、心臓や血管に大きな負担がかかり、動脈硬化や心筋梗塞、心不全など循環器系のさまざまな疾患が起こり得ますから、早め早めの対策をした方が良いのは言うまでもないでしょう。


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