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トマトを食べ過ぎた時のリスク

「トマトを食べると医者いらず」と昔から言われるように、トマトさえ食べていれば病気にはならないと言うほど栄養価が高く、健康効果の高い野菜です。そのまま食べても良し、サラダにパスタにどんな料理にも合うし、ソースやスープにも出来るなど、万能野菜と言っても過言ではないでしょう。みずみずしいトマトを食べれば程よい甘味と酸味が食欲をそそり、疲労も吹き飛びます。しかしながらそんな万能野菜のトマトも食べ過ぎても何ら問題は無いのでしょうか。トマトの燃えるような赤い色の正体はリコピンです。その他にもビタミンBやC、血圧調整作用のあるカリウムを含むなど、健康を維持する上で大切な栄養素がたくさん含まれています。二日酔いで何もする気力が無いときも、アルコールの分解を促進し、早く毒抜きをしてくれる素晴らしい野菜です。しかしトマトを食べ過ぎると全く害が無い、というわけでもありません。どんなに健康効果の高い食べ物も食べ過ぎは良くないということです。トマトは夏野菜ですから、暑い日に食べることで火照った体を適度に冷やしてくれます。しかしながら食べ過ぎると体を極度に冷やしてしまい、その結果血流が悪くなって、体温や免疫力の低下を引き起こします。血流が悪くなると内臓も冷えますから、消化器官の機能が低下して、下痢になることもあります。特にトマトを生のまま食べる場合は、体の冷えに注意した方が良いでしょう。またトマトの過剰摂取は柑皮症という症状を引き起こします。みかんを食べ過ぎると肌が黄色くなるという話を聞いたことがありませんか。これは決して噂でも迷信でもなく、みかんに含まれるカロテノイド色素が血中に多量に残り、その結果皮膚に色素沈着してしまうために起こる病気です。トマトにもカロテノイド色素は含まれますから、過剰摂取によって肌が黄色くなることがあるのです。それからもう一つ、トマトの食べ過ぎによって尿路結石になるリスクもあります。尿路結石は非常に再発率の高い病気ですから、一度でもなったことがある人は注意した方が良いかもしれません。尿路結石になる原因は色々ですが、シュウ酸の多い食べ物を過剰に摂取すると、尿路結石を引き起こすことがあります。例えばほうれん草などはシュウ酸の多い食べ物ですが、トマトもシュウ酸を多く含みます。一度かかったことがある人はお分かりでしょうが、尿路結石は痛みが大きい病気で、暴れまわる程の苦痛を伴います。ですからいくら健康に良いといっても、トマトの食べ過ぎには注意し、適度に食べて健康を維持しましょう。